2021年、インスタ始めました。

2021年、インスタ始めました。アカウントは、@makiko_sugatakatachiです。ぜひ探してみてください!!プライベートな内容も含まれますので、sugatakatachiとは切り離そうと思いましたが、個人名での好きな名前のオリジナルアカウントが作れなかったので、やはり馴染みのあるsugatakatachiを入れました。

「手仕事、生活、暮らしがテーマ。コロナ禍、自分自身の現在、過去、未来を写真を通して見つめ、レジリエンスを鍛えるため、2021年からインスタ始めます。コメント大歓迎。リモート交流の場としたいです。」

本日の朝日新聞の阪神・淡路大震災 きょう26年を読み、あの日を思い出してみるところから投稿をスタートしてみました。https://www.instagram.com/makiko_sugatakatachi/

リノベ工事、完成!!

3年ぶりにブログを更新した2ヶ月前から、あっというまに時は過ぎ、リノベ工事が完成しました!! その間、ほとんど毎日のようにスナップ記録写真を撮り、瞬間さえ記憶に留めたいのに、意に反して時は瞬く間にまた過ぎてゆく。今回のリノベ工事で”すがたかたち”に関わった皆が、完成と共に去って行くほのかな寂しさと、新たな空間に身を置いた時の安堵と満足感で満たされた2020年の終了となりました。

” すがたかたち”を2012年に立ち上げてからの開拓が実り、”すがたかたち新ショールーム FORM & SHAPE”の完成で、2021年が新たに始まります!

「宮川建築工業」様をはじめ、すがたかたちの要望を形にしてくださった「上吉原建具」様、「株式会社 左建」様、「大橋塗装」様、「セルコム」様。理想の内装づくりのお力添えをしてくださった「トレドとちぎ」様、「インテリアショップ vanilla」様。

この2ヶ月間お世話になりました多くの企業・職人の皆様に、心より御礼を申し上げます。完成までの歩みはスタッフブログをぜひご覧ください。▶︎

すがたかたちショールーム FORM & SHAPE 詳細はこちらをご覧ください。▶︎

リノベ工事開始から2週間が経ちました。

球温暖化による猛暑や、コロナ禍での自粛で、”穏やかで気持ち良く過ごせる日”が減っていましたが、本日は文句の無い”心地良い秋晴れ”です。こんな日は過去にタイムスリップしたような懐かしい感じに包まれるのは私だけでしょうか。

さて、リノベ工事から2週間が経過。先週は電気屋さんと照明やエアコン設置位置の打ち合わせ有り。そして大工さんが頑張ってくれた下地作りも終わり、本日は断熱工事。廃棄物をなるべく出さないというコンセプトもあり、既存の床、壁、天井をなるべく壊さずに工事を進めています。

床、壁、天井に吹き付けられたサーモンピンクのウレタンたち。朝からスタートし、丸一日掛りました。最初は結構キツイ匂い。雨の日じゃなくて良かったな。夕方帰ってきた夫は「新幹線の中でイカ食いながらビール飲んでる匂い」と言うが。。。多少の問題発生がありつつも、概ね順調に工事が進み、1日の終わりに進展具合をチェックするのが楽しみな日々です。

2階への階段付近まで断熱工事を行うので、先週は壁一面に積み上げてあった赤く染色したロールを撤去しました。リノベが終わったら、また積み上げてアート壁に戻したいな。

六角タイルの配置

今朝は、寒かったのでカシミアのセーターにダウンベストをクローゼットから引っ張りだしました。只今の室温15度、午後3時。先週から階下のお店のリノベ工事がスタートし、連日のように「ダダダダダ、ドドドドド。」(床と天井に角材の下地を打ち込む音)が鳴り響いていましたが、本日は静まり返っています。なぜなら朝一で下地角材に白アリ予防剤液を塗布し、只今換気中。その間、工事はお休みだからです。ホットコーヒーを飲んでから、今日の記録写真を撮りました。

読書の秋ということで、最近は2週間毎に図書館へ行き、2冊づつ本を借りて読んでいます。2週間で2冊以上はどうせ読みきれないので2冊。先週返した2冊は”『カラマーゾフの兄弟』続編を空想する/亀山郁夫””心臓を貫かれて/マイケル・ギルモア/村上春樹訳”借りた本は”誕生日の子どもたち/トルーマン・カポーティ/村上春樹訳””大聖堂/レイモンド・カーヴァー/村上春樹訳”。雨の土曜日にスタバで誕生日の子供たちを読み、ミス・ボビットに思いを馳せる。

「結局のところ、彼女はまだ十歳にすぎなかったわけだが、それでもこの町の人間で、彼女のことを忘れてしまえるものは一人としていないはずだ。ひとつにはその少女のとる言動がいちいち並外れていたということもある。」

さて、入口の六角タイルの配置、框の幅が決まりました。ふんだんに、というわけでは無い今回のリノベ予算の中で、2番目に期待をしている土間タイルの入口。迷った挙句に選んだ平田タイルさんのQueensone Hexagon。今、改めてカタログを見ると、小さな字で※クイーンストーンはガリバー管理商品です。とあり、ガリバーって何だろうとカタログを読み込んでみました。簡単に言うと、「ロット毎に寸法差がある。」とのこと。まぁ、その辺は左官屋さんに上手いことやってもらうしかないですね。

六角タイルの配置
六角タイルの配置と框幅

それにしても、「大工さんって手際良いなぁ〜。」と感心した一週間でした。特に天井への下地張り。私はかつてDIYで天井を白ペンキでひたすら塗った事があるので分かりますが、「ホントに首痛くなる」。今までリフォームは殆どDIYで頑張ってきた私たち。人様に家の事をしていただくなんて「まるで殿様になった気分だね。」と夫。それは言い過ぎ。笑。笑。

さて、明日はいよいよ電気工事の打ち合わせです。ODELICの分厚いカタログを読み込んで挑みます。

3年ぶりのブログ更新

3年ぶりのブログ更新です。2017年以降の過去のブログは復帰時にエラーがあり、残念ながら写真が全て消えました。残された文字を読んでみると、徐々に記憶が蘇り、脳の中でかつてアップした写真と結びつき、ひとりしばし思い出の笑い&涙。もしも100歳まで生きられるとしたら、来年半分は生きたこととなる今、そろそろ過去を振り返りつつ残りの日々を過ごしたい。3年の空白やコロナ禍を乗り越えて、ぼちぼちブログ再開いたします。

土間タイルと、上がり框について、ちょっと考えています。なぜなら明日、打ち合わせがあるからです。(現在、お店のリノベ中。)タイルは平田タイルさんのQueenstoneを使用する予定。入口の印象を決める大切な場所なので迷いましたが、六角形という形状に惹かれて決めました。配置をイラストレーターで簡単にシミュレーションしてみました。コンクリ下地からフローリングの高さは20cm。どうするかは明日の現場で。

夫も六角タイルのメモしてました。9分04秒タンターン、タタターってなに?

平田タイル”Queenstone Hexagon”にすがたかたちロゴを重ねてみました。蜂の巣はなぜ六角形なのでしょう?蜂は最小の材料と労力で巣を作り上げることができるらしいです。蜂にはなりなくないけれど、蜂の知恵はお借りしたい。

3年ぶりのブログ、こんな内容でいいかしらん?まぁ、見る人もいないし。(どなたか見てくれていたらごめんなさい。)こちら、すがたかたち高橋牧子の覚書、お楽しみブログです。

メゾン・エ・オブジェ・パリ 2017 9月展 PROJETS

今年2017年は、メゾン・エ・オブジェ 1月展と、さらにHall 8が 住宅設備・内装素材に焦点を搾った “Projets”となる9月展に出展した 「すがたかたち」。

メゾンオブジェとは、毎年パリで1月と9月に開催される欧州最大級のインテリア&デザインの国際見本市である。

”すがたかたち”は 2013年、ジェトロが主催の共同出展ブースJ Style +に、日仏選考委員により選抜された16社と共にメゾン・エ・オブジェ・パリ初出展。その後、ジェトロブースとして毎年1月展に出展してきた。

会場となるパリ・ノール・ヴィルパント見本市会場はパリ市内北部に位置し、シャルル・ドゴール空港からアクセスしやすい立地にあり、総来場者は5日間で8万5千人に昇る。

今年の9月展は、2016年9月と比べると21.4%増加で、78,419人(DEAIさま報告より)だそうだ。

9月展でのSUGATAKATACHIのブース位置は良かった。Hall 8の入口に比較的近く、入口から入って、真っすぐ歩くとたどりつける分かりやすい立地であった。

直ぐ近くには、今回のデザイナー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたフランスのインテリアデザイナーのトリスタン・アウアーのギャラリーブースがあった。

 

1月展では、極寒の中での必死の搬入となるが、9月展は気温が暖かいというだけで身体に優しく、気分も少しウキウキとなる。搬入前のHALL8の前にて。

9月展では、那須烏山市の金属加工業の(有)佐藤精機さんとのコラボで作り上げたアルミニウム製ドアハンドル”Vagues”の来場者の反応が気になるところ。1月展では、ボルドーの4つ星ホテルや、ミラノの建築家のプロジェクト用にDH-V1採用が決まった。

正直、毎年同じようなブース展示である。

派手な仕掛けはできないが、低コストで粘り強く出展し続ける方法がすがたかたち流。

初出展となる9月展はジェトロのサポートが無いので単独での出展となったが、1月展を含めると既に6度目の出展となるので全て順調に問題無くセッティングができた。通常、ライトが壊れているとか、壁に穴が開いているとかの諸問題があるが、9月は現地のセッティング業者さんたちにも心の余裕があるのか、いつになく準備は完璧だった。

写真のように、机の上の製品を手に取って物色してゆくバイヤーが多い。最近はインスタなどのSNSに勝手に載せてくれるので、写真も通常はOKとしている。

9月展のブースの担当は、すがたかたちデザイナー 高橋靖史(夫)と、パリ在住30年となり頼れるベテランの亀島純子さん。

Safi(主催者)のHall8担当者が聞き込みに来た。今回、最終日の火曜日にパリやCDG空港からのアクセスの足となるRER B線がストとなり、運行が半分に減ることになった。全く通らない訳では無いので助かったが、客足が遠のくので「メゾン・エ・オブジェ会期中のストは起こらないようにして欲しい。」と強く訴えた。

ボルドー4つ星ホテルのプロジェクトを担当し、すがたかたちのアルミニウム製ドアハンドルDH-V1をセレクトしたパリのデザイナー、バンビさんが再来。「木もいいね。」と。フランスでは気に入るとリピートしてくれる率が高い。

率直な感想としては、1月展との明確な違いは特に感じられなかった。しかしながら、リアクションメモに目を通すと、当社にとっては質の高い(受注の可能性が高い)バイヤーが多いことが分かった。会期中の成約も数件あったが、ほどんどの場合、実際のプロジェクトは先となるので注文の時期がずれる。首を長くして待つしかない。

1月展と、どのような違いがあるのかと周りを見渡すと、確かに1月展は家具、照明、文具などのインテリアデザイン製品が多いのに比べ、9月展では床材、壁材、ハンドルなどの、しかもハイエンドの内装品が目立っていた。前のブースはLEDを壁に埋め込んだ壁材で、左隣りはブロンズや真鍮を使った工芸品(ランプ・イスなど)。右隣は、すがたかたちと同様、スキーリゾート5つホテル「La Mourra」にドアハンドル(こちらは金属製)をおさめたという、”CUINCALUX”。同じホテルに納品したということで仲良くなり、展示会終了後にベルギービール(なんと冷蔵庫持参で冷やしてある!)をいただく等の交流があり盛り上がった。

そして、後ろのブースはガラス工芸品(高級ホテルのスパ、家具の前扉、教会の照明などの仕事)を製作するパリ郊外に工房を持つ、ガラス作家夫婦であったが、奥さんの方が、パリの国立美術学校で夫と同級生であった。それで、夫とは昔話しで相当に盛り上がっていた。ご夫婦共に穏やかで親しみがあり、心が和んだ。

会期中にサンジェルマンに事務所とギャラリー・店舗を構える建築家・デザイナー夫婦が来場し、ドアハンドルを気に入ってくれた。取り扱いたいのでぜひサンジェルマンのお店に来てくれとメールをもらったので訪ねて、取扱の契約を交わした。サンジェルマン通りを挟んで2店舗ある。

ブリジットさんのFB はこちら

建築家・デザイナーのブリジットさんとパチリ。

一つ一つの出会いを大切にしなくてはとひしひしと感じる今日このごろ。

すがたかたちのお客様となってくださる方々のほとんどは、審美眼に優れ言わずとも製品の良さを分かってくれる希少な人種。そのことに私たちは助けられているからだ。

アーティストが生き抜く為の一つのビジネスモデルとして成功したい。

一代で成功しなくとも、私たちは地ならしで、次の世代につながれば良しとしたいとも思う。

 

 

オランジュリー美術館-2017

モネの睡蓮を観に、パリのオランジュリー美術館へ。

2012年より仕事で毎年パリに滞在するようになったので、なんとなく最近来た気分になっていましたが、実際は、なんと学生だった二十数年前以来、でした。オランジュリー美術館は、コンコルド広場の隣、テュイルリー公園内にセーヌ川に面して建っています。もともとはテュイルリー宮殿のオレンジ温室(オランジュリー)でしたが、1927年、モネの『睡蓮』の連作を収めるために美術館として整備されたそうです。まさしく、モネの睡蓮のための空間です。

 

画像ではコントラストが強く見えますが、実際はもっと柔らかい色合いです。

中心辺りの水に浮かんだ睡蓮の葉が人の目のように見えて顔が浮かび上がってきませんか?隣に居た夫に「顔に見えない?」と言ったら、「見えないけど。なんでも顔に見えるんだね。」と言われました。

大胆に立体的に睡蓮が浮かび上がって見えます。

モネは、1883年からパリの北西70kmの美しい村ジヴェルニーに移住し、ここに家を建て、庭を造成したそうです。家の前には色とりどりの花が咲き乱れる「花の庭」を造り、1893年には家の敷地の道路を隔てた隣の土地を買い、「水の庭」を造りました。「水の庭」には、池を作り睡蓮を植え、この自分がつくり上げた幻想的な庭で、モネは睡蓮の池の前で季節ごとに移り変わる光と睡蓮のある景色を描いたのでしょう。

メゾン・エ・オブジェでの仕事が無事に終わったら、ジヴェルニーの庭を訪れる予定です。

それにしても、近頃はフラッシュをたかなければ美術館でも写真を撮り放題なのですね。皆、スマホでバシバシ撮っていました。きっと自分のSNSでご披露するのでしょう。

睡蓮の前でダンスしている様子をビデオに撮っている女性がいて、ちょっと驚きましたが、もはやなんでも有りなのか、注意もされていませんでした。確かに踊りだしたくなるような空間ですものね。そんな現代の様子を見たら、モネもびっくりでしょうね。

真ん中辺り、絶対、顔に見えますよ。

天井を見上げると、、、。とても幻想的。パリに居ることを実感する瞬間でもあります。

人が居ないショットを狙っていますが、本当は結構沢山の人がこの空間に居ます。ご年配の方々は、真ん中の椅子に陣取って座っています。そして私たちも、、、。

ああ、素晴らしい。モネは生きている内に画家として大成功を収めました。家族にも恵まれ、どんなに幸せだったことか。

アーティストに付き纏う苦悩は別として。

シカゴ-シカゴ美術館

シカゴ・ホーム&ハウスウエア・ショー2017 ジャパンパビリオンの為、3/16〜23までシカゴに滞在しました。

3/16日、飛行機が予定より2時間ばかり遅れて到着したので、ホテル到着は夜9時すぎ。

3/17は朝から搬入、18日から21日まで、会場のマコーミックセンターにてIHHS会期中。

展示会の様子はこちらをご覧ください。

23日に帰国なので、3/22はたった1日のシカゴ、フリーデイ。

午前中に、インテリアの巨大ショールーム”The Mart”へ行き、午後はミレニアムパークを通って、シカゴ美術館へ行きました。

美術館メインゲードのライオン像。

ホイッスラー 『母の肖像』。シカゴ美術館に来ていました!

映画「ビーン」を思い出し、絵の前でくすっと笑ってしまいました。ビーンの影響か、さすがに大人気で、この絵の前だけ人だかりができていました。正直、ビーンを観なければ、あまりに地味すぎて、この絵の良さに気がつかなかったかも知れません。Mr.ビーン、お腹が痛くなる程、笑えます。

スーラ 『グランド・ジャット島の日曜日の午後』。  点描画の傑作。

    ゴッホ 『自画像』。なんだが、ゴッホの狂気が伝わってくる。

 

ルノワール『二人の姉妹(テラスにて)』若くして亡くなったゴッホと違い、若い時の貧窮時代から晩年は巨匠としての地位を確立したルノワール。こんなに愛らしい娘たちを描いたら、人気が出るわけだわな。

エル・グレコ『聖母昇天』のある部屋。

ピカソ、青の時代に描かれた『老いたギター弾き」

エドワード・ホッパー『ナイトホークス』。夜の感じが凄い。

シャガールのステンドグラス。いつまでも眺めていたい。

その他にも多数の名作があり、久しぶりにゆっくりと美術鑑賞ができました。歩き疲れた足。

シカゴ-ミレニアム公園

シカゴ・ホーム&ハウスウエア・ショー2017  ジャパンパビリオンの為、3/16〜23までシカゴに滞在しました。

3/16日、飛行機が予定より2時間ばかり遅れて到着したので、ホテル到着は夜9時すぎ。

3/17は朝から搬入、18日から21日まで、会場のマコーミックセンターにてIHHS会期中。

展示会の様子はこちらをご覧ください。

23日に帰国なので、3/22はたった1日のシカゴ、フリーデイ。

午前中に、インテリアの巨大ショールーム”The Mart”へ行き、午後はミレニアムパークを通って、シカゴ美術館へ行きました。

2004年7月16日にオープンしたシカゴのミレニアムパークを通って、シカゴ美術館へ向う途中。

パーク内には、コンサートホールや劇場、広場などがあり、大勢の観光客で賑わっています。

クラウド・ゲート。豆のような形から「The Bean」の愛称で知られている。アニッシュ・カプーア作。

ミレニアムパーク内のコンサートホール、ジョイ・プリツカー・パビリオン。設計はフランク・O・ゲーリー。

4,000の客席と7,000人が座れる芝生があり、合計11,000人のキャパシティ!

夏には野外コンサートが開催されるそうです。

シカゴ-滞在中は・・・

シカゴ・ホーム&ハウスウエア・ショー2017 ジャパンパビリオンの為、3/16〜23までシカゴに滞在しました。

3/16日、飛行機が予定より2時間ばかり遅れて到着したので、ホテル到着は夜9時すぎ。

3/17は朝から搬入、18日から21日まで、会場のマコーミックセンターにてIHHS会期中。

展示会の様子はこちらをご覧ください。

ホテルからマコーミックセンターまでの5日間の通勤路は、高層ビル群。

マリーナシティ。タワーパーキング!時間があったら、シカゴ建築探訪したかったなぁ。

歴代大統領の巨大像。トランプさんのの像も、その内できるのでしょうか?

トランプタワー・・・。どう考えても好感もてない。

展示会での帰り道、道端で踊っている黒人男性を見かけて、ニューヨークに住んでいた頃の事を急に思い出しました。3月でもまだ寒いシカゴの街。ビルとビルの隙間に身を寄せ合っている人影にふと目を向けると、小さな黒人の男の子が紙切れに鉛筆で何か描いていました。巨大なビル群の隙間で、きっと夜も過ごすのでしょう。

朝の通勤列車の中。大都会だというのに、皆、どこに?電車には乗らないの?狐につままれた気分。

Lunchはいつも7-ELEVENのサンドイッチ。

ブースアシスタントのジェニファーからもらったマカロンは嬉しかったな。

滞在したホテルの近くに7-ELEVENがあったので、なんとなく毎日通ってしまった。日本のセブンイレブンとは全く違っているのですが、コンビニはコンビニで、いろいろな物が売っていて、便利といえばそうなので。サンドイッチ、サラダ、暖かいチキン、ワイン、ナッツ、スナック。

入口には、いつからここに居るのか、身体の大きな黒人男性が小銭が入った紙コップを持って立っていて、7-ELEVENに入る客に紙コップをじゃらじゃらと鳴らして、近づいてきます。

面白かったのは、ワインを買った時に、レジが中年女性だった時は何も言われなかったのに、若い男の子の時は、「パスポートを見せてくれ。」と言われた事です。思わず笑ってしまいました。若い男の子って、きっと日本人の中年女性の年齢などは良く分からないのでしょうね。”外国人がアルコール類を買う時はパスポートを見せてもらえ”というようなマニュアル通りに言ってみただけかも知れませんが。

シカゴへ行ったら何を食べよう・・・と考えていましたが、結局、サンドイッチとサラダばかり食べていました。

このサンドイッチは中にアボカドが挟まっていて美味しかったな。

タクシーの運転手にも「重いっ、中に何入ってるの?」驚かれた、23kgのスーツケースを二つ持って乗り込んだシカゴ。展示会の為だけに来たという感じで、あっという間に終わって去る事となりました。いつも大きな可能性やチャンスを感じて外国に来ますが、なかなか先は見えないのが現状。

そういえば、飛行機の中で「君の名は」を観ました。大ヒットの話題作だし、子供たちが映画を観に行ったり、本を読んでいたので、まぁ観てみるか、と。すると、自分でも思いがけず、涙が止まらず。我が子たちもこれから青春を迎えるのかと思うと、感動しちゃって。親になって良かったと思うことの一つは、子供の成長を通して、過去の自分をその姿に映すことができる、ということ。二度、青春を味わえるような。

いつだったかパリからの帰国便で、大人が皆「ドラえもん」を観ていて、「何っ?」と思いましたが、きっと皆、時には子供の気持ちになりたいのでしょう、ということが今では分かります。

まだ1歳にもならない時に、1年間ニューヨークに一緒に暮らした娘と、1年という期限つきで暮らしている時に奇跡的?に生まれた息子。あれからもう10年が過ぎてしまった。いつかは、そんな縁のあるこの国に、連れて行かなくては。