ご紹介

シルエットに想いを寄せる。

たくさんのものが溢れる世の中、多様性が謳われる隣で、シンプルさを追究する動きも感じられる今日この頃。如何に余分を省くかという空間へのアプローチのほか、色彩を統一することも、その活動の一つと思います。中でもモノトーンは、視覚的にも興味深い発展を遂げているのではないでしょうか。

すがたかたちの木製ドアハンドルは木材の奏でる暖色が印象的ですが、この度、鉄媒染を施した「黒」が登場いたしました!

草木染めの一種である鉄媒染は、歴史ある大島紬にも使用されている技法です。木材に含まれているタンニンという成分(柿の渋さの素!)を利用した、自然由来の発色方法となっています。

塗料による塗装ではないため、触れた際の木材の温もりは損なわれません。車のボディのようなピカッとした反射をせず、しっとりと染め上げられたドアハンドルは通常モデル以上にそのシルエットを楽しめるなぁと、うっとり…。木のドアに合わせていただく機会の多い すがたかたちの木製ドアハンドルですが、こちらは金属など硬いイメージの強い素材にもよく合いそうです。

シンプルを求めた空間には直線とひんやりした印象の素材が並びやすいところ、すがたかたちの製品は木製のまま、モノトーンに有機的な曲線と温かさをプラスできますね。スタッフは、楽譜の上の音符や記号を想起して楽しんでおりました。♪

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鉄媒染の木製ドアハンドルは特注での販売となります。下記リンクより すがたかたちの特設ページをご参照いただき、フォームからご注文ください。

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