リノベーション2020

ショールーム、凩が浚うように

11月も中旬となり、こがらしが強く吹いています。見上げれば大きな積雲がぐんぐんと、どこかへ向かってゆくのが目に入りました。

地上からはとてもゆっくり進んでいるように見えますが、雲がいるのはとてもとても高いところ。上空の風は、通り道の抵抗となるものが少なくなるので、地上よりも速い速度で吹いています。それに乗っているあの雲たちは、穏やかに見えて実は土の上を歩く私より、ずいぶん忙しなく過ごしているのでしょう。。

さて、現在すがたかたちショールームは、こがらしが落ち葉を浚い地面が顔を見せるかのように、段々とその姿をあらわしてまいりました。

ショールームの一角に設けられる予定の商談ルームに取り掛かっています。

サーモンピンクの景色になるまで速いペースでしたが、ここではじっくり。壁にどれくらいのアール(曲面)をつけようか検討中です。写真は、仮の壁を作って完成形を見極めている様子…!仮設なのでこの壁は一度取り外されます。ドアハンドルが生まれる時を想像できそうな程、すがたかたちのアールへのこだわりを感じます。

雲のようには素早くないかもしれませんが、時間の流れに乗って私たちも着実に進んでいます。多くの試行錯誤を重ねながら生み出されるショールーム、そしてそこに並ぶすがたかたちのドアハンドル、みなさんと共に眺められる日を思ってワクワクしております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です